音機能そのものを広げたMCMA
Multi Cel lMicrotransducer
弊社の社名であるFPSとは文字通りFlat Panel Speakerの略です。
当社が開発したMCMA(*1)トランスデューサーは、日本を初め各国で既に特許(*2)を取得している日本独自の技術であり従来型コーンスピーカーとは音の波(球面波と平面波)が全く異なる21世紀のトランスデューサー(スピーカーユニット)です。

世界中の街中で無造作に・雑音のように氾濫する音環境を改善すべくスタッフ一同日々研究開発に努力している次第でございます。皆様のアイデアでより住みやすい地球になるよう貢献できればと思っております。

*1 MCMA : Multi-Cell Microtransducer Arrayの略。登録商標。
次世代型スピーカーは当社が独自開発した最新型平面波スピーカーユニットMCMAによって実現したものです。高分子振動膜上に多数のマイクロセル(小さなスピーカーコイル=セル)を並べることにより理想的な平面波が作り出されます。
MCMA平面波技術は音機能の選択幅を広げることに成功しました。

*2 特許取得済国 : 日本、米国、EU、韓国、中国、台湾、ロシア、インド、シンガポール、マレーシア、インドネシア。その他PCT各国特許申請中。





FPS平面波スピーカー(MCMA)の特長

高い指向性と遠くまで聴こえる明瞭音
実験では、普通のスピーカーは20m離れると音量は4分の1に減ります。それに比べ平面スピーカーは殆ど音量が減りません。前方だけに進む平面 波は減衰しにくく、音が広がる範囲をコントロールし易い特性を持ちます。


高い原音再生率
平面波スピーカーはコーン型スピーカーが苦手としていた高音部を再現できます。女性ボーカルの艶やかな高音、バイオリン・ギターなど楽器の澄んだ音色だけでなく、高音の多い英会話、臨場感溢れるシアターサウンドなどにも活かされます。


早い立ち上がり
従来のコーン型スピーカーに比べ、平面スピーカーの音に立ち上がりは10倍の早さを誇ります。早い立ち上がりは、コンサート・シアターサウンド・自然音による音響演出など幅広い分野で、今まで以上の臨場感を創り出します。


ハウリングの極小化実現
平面波はマイクのハウリングにも強く、スピーカー設置の自由度が格段に高くなりました。会議場、大学の講堂、会議室など数多くの場で、その特性が活かされています。


軽量・コンパクト
例えば車載スピーカーでは、コーン型の11kgに対してわずか2kgの軽さ。コンサート用でもコーン型の5分の1(同出力ユニット当)に軽減されます。「薄い、軽い、小さい」の特性は、新たなシーンを創り出します。


水に対する高い耐久性
振動膜は防水素材を使用しており、屋外はもちろん、湿気の多い場所や水中でも駆動が可能です。振動膜の耐熱温度は、-20℃~220℃と耐熱性にも優れています。


高いリサイクル性

コーンスピーカーの重量リサイクル率が35%~65%なのに対し、弊社の平面スピーカーは最大99.5%(製品による)を達成しました。また、軽量・小型開発による”省スペース”、”省エネルギー”、”省資源”にも貢献しています。



平面波とは
FPSフラットパネルスピーカーは「平面波」スピーカーです。

「平面波」とは、わかりやすい例えで言えば大海の波のようなものです。
周りの波と干渉せずにどこかの岸にたどり着くまで(遠くまで)その形を崩さず保ち続けます。
当社の『平面波スピーカー』もこれとよく似た特性を持っております。
電波やレーザー光なども平面波といわれます。

現在、身の周りにある箱型スピーカーはコーン型(球面波)と呼ばれ、約80年間音を出す構造は何も変化しておりません。
我々は干渉だらけの音を聴くことに慣れてしまい正しい音(原音)というものがどういうものなのかわかりにくくなってしまいました。

当社はこれまでの延長線上ではなく、原音に忠実な音を聴けるように音の波面そのものが異なる平面波を厚み7mm~15mmで再生するスピーカー技術を世界に先駆け実用化することに成功しました。

トンネルの中でもワンワンしない。人間の耳道をトンネルに例えるなら鼓膜に直接届く『平面波スピーカー』は高齢者にも聞き取りやすい、これまでに無いトランスデューサー(スピーカーユニット)です。


平面波と球面波 比較

「平面波」 フラットパネルスピーカー 「球面波」 従来型コーンスピーカー


音はスピーカーの前・後方にのみ音の波が広がる 上下左右の空間に音の波が広がる

音の波イメージ
拡大
拡大

原音に忠実
高齢者も聞き取りやすい
乱反射で原音に不忠実
高齢者は聞き取りにくい

構造概略


複数のボイスコイルによるサウンド・ピクセル・タイプ

※原理部分の厚さは7mm
動作原理
単一のボイスコイル


直線的な波形で放射。
繊細で明瞭な音質と張りのある豊かな音質
音質

音響的エネルギーは非直線型の”点”音源
パワー型に向く音質



美しい中高音域
自然で遠くまで届く音
強い指向性
作りやすい最適音場

音場帯域

放射状波形で”スプレーノズル”効果が発生
最適音場は限定的



耐熱・耐湿性に優れる

耐久性

耐熱・耐湿性に難点有り


平面波と球面波の音圧比較(イメージ)

点音源・球面波(従来のダイナミックコーンスピーカー)による音の強さ(音圧)は音源から距離の二乗に反比例します。即ち1mでの音圧が90dBならば2mでは84dBで6dB減少します。これに対して線音源では距離(一乗)に反比例のため、1mでの音圧が84dBならば2mでは81dBで3dB減少するのみです。
このように、平面波は、球面波との比較において、距離による減衰が小さく効率が良いと言えます。

1m/1wはコーンスピーカー(点音源・球面波)同士を比較するための基準であり、2種類の異なる「音波」を公平に比較することはできません。
「音波の違い」「公平性」「実用性」等に鑑み、別の基準で比較する必要があると考えます。

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